就職活動をはじめていろいろな就活サイトに登録をすると、企業からスカウトメールというメールが送られてくることがあります。
今回はこのメールがどんな意味を持つのか、選考に有利になるのかについてご説明させていただきます。
スカウトメールとは
スカウトメールは企業が学生に対してスカウトという形でメールを送るメールになります。もともとは中途採用の分野で多用されているメールで、採用をしたい企業が仕事を探す求職者に応募を促すためのメールになります。
採用を実施する企業側からのスカウトメールの特徴は下記になります。
- 求職者を自社が求める人材にスクリーニングしてメール配信を行うことができる
- 通常のエントリー促進メールよりも求職者を優遇した内容を送付する
- 通常のPRメールよりも費用が高い
企業がスカウトメールを送付するメリットは、自社のターゲットになるような人材を細かくスクリーニングにしてメールを配信できる点にあります。また、求める人材像にマッチしていると事前にわかっているので、書類選考の免除などの選考上の特典を付与することができ、求職者の反応率を高めることが可能になります。一方で、スカウトメールは通常のPRメールよりも配信するための費用が高いため、企業にとっては何通も乱発できるものではありません。
新卒向けのスカウトメールでは1通数百円の相場になっています。1000人にメールを送ろうと思ったら数十万円がかかるという計算になります。
スカウトメールをもらうメリットは?
スカウトメールはほしい人材に的確にメールを配信できるというメリットが企業側にはありました。それでは、スカウトメールをもらう学生側にメリットはあるのでしょうか?
スカウトメールをもらうということは採用ターゲットに入っている可能性が高い
先ほども書いたように、スカウトメールを配信するために企業は安くない費用をかけています。そのため、スカウトメールを送る対象はかなり絞って配信しています。
そのためスカウトメールをもらう学生は、その企業の採用ターゲットに入っている可能性が高いと言えます。「大学」「学部」「研究分野」「資格」などスカウトメールを配信する企業の何かしらのターゲットリストに入っているため、選考での通過率は高くなるでしょう。
スカウトメール経由で応募すると合格率が高まる!?
スカウトメール経由で応募すると合格率が高まるのかというと一概には言えません。
スカウトメールは採用を目的としたいわゆるヘッドハントなどのスカウトとは異なります。基本的に新卒採用でのスカウトメールは応募を獲得するための手段として使われることが多く採用に直結することは稀です。
中途採用では求職者の職歴や実績など企業にとって目に見えてわかる指標があるのに対して、新卒はあくまでもポテンシャルしか測ることができないので当然といえば当然かもしれません。
一部例外として、IT系のエンジニアにおいては新卒から年収1000万円以上を打診する例なども出てきており、特化型の人材では採用直結のスカウトも存在はします。
興味のある企業であれば応募すると選考がスムーズ
採用直結ではないもののスカウトメールには書類選考免除などの特典が付いている場合も多くありますので、興味が持てた企業であればスムーズに選考に進むことができるという利点はあります。
特に本命企業の選考が始まる前の早期タイミングではスカウトメールが来た企業に積極的に応募して面接などの練習を行うといいかもしれません。